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ケース:スモークディスチャージャー 



当記事で参照する検証データ >>> ダメージ検証:スモーク・ディスチャージャー



記事の内容に入る前に、検証データの取り扱いについて説明する。



データの記録にはスラスタースピードを調べて記入する際にも利用したスプレッドシートを使う。
読者の方が直接データを確認したい時、スプレッドシートに環境や数値を書き公開状態にしておけばオンラインでいつでも閲覧可能であるし、
検証者側からしても編集や修正が容易、かつアップロードの必要もなく使いやすいからである。
当日検証する際に参加メンバーに内容を見てもらいやすいという利点もある


テーマ:与ダメージ計算式についてでは以降も同じようにダメージの検証を続けるので、
これからも同じようなファイルが増えることを予測して、ファイルはフォルダで一箇所にまとめることとする。以下がそのURLとなる。



与ダメージ計算式 検証データフォルダ



その記事でどんな検証をしたか、どのスプレッドシートを参照しているかは記事冒頭の「当記事で参照する検証データ」にリンクを貼っているので、
自分でデータを見ながら内容の確認をしたいという人はあらかじめクリックして開いておくと便利かもしれない。
フォルダのURLはサイトマップでも確認できます


なお当テーマでは以降のエントリでも同様の書式を取る。







さて、今回検証したのはスモーク・ディスチャージャーの効果である。
武装としてしっかり存在する割には「効果が感じられない」 「切り替えに邪魔」 「前が見えなくなる」と散々の評価を受けているが、
今年6月に性能や効果時間が強化されたこともあって、再度その真価を計る必要があるだろう。
そもそもダメージにどういう影響があるか、強化前に検証された情報は聞いたことはないが



対象機体はイフリートとする。攻撃側はガンダム。検証機体のステータスなどはスプレッドシートを参考のこと。
まず実弾ダメージのダメージ表を抜粋し、その効果について見ていこう。



e24_01.png



当然だが、左行の通常時に対して中央行のスモーク・ディスチャージャー効果発揮時の方が幾分かダメージが減少している。
減少値は260~370程度。余談だが格闘攻撃では多い時で650以上のダメージを軽減している。

通常時の予想される計算処理は以下のようになると推測される。
上画像で左行≒右行という結果が示す通り、特殊倍率を加えない場合実測値と計算値はほぼ一致する。



e24_02.png



使用者の防御性能を上昇させるスモーク・ディスチャージャーは、防御倍率を下げることによって与ダメージを軽減すると仮定し、
防御倍率の式内の特殊倍率に効果発揮時のダメージ値と一致するように定数を加える。


結果、-0.2 を加えると理想の値に近づくことが分かった。



e24_03.png
実際に合っているかどうかは上のダメージ表と見比べてほしい





よってスモーク・ディスチャージャーは防御倍率0.2減少させる効果を持つ、という結果になった。



その他、補正値や装甲、威力が異なるビーム兵器による攻撃や格闘攻撃でも同様の数値を加えるとおおむね値が収束していることから、
どの種類の攻撃でも同様の効果が期待できるといえる。



ここで記事と並行して検証データを見ている人の中には、「前の記事と矛盾している」 「おかしい部分がある」と気付いた人もいるかもしれない。
その点についてはこの記事の投稿と同時に、こちらに誘導する形で内容を修正した。
≪問題提起≫解明、与ダメージ計算式!

今回の実験対象であるスモーク・ディスチャージャーによって新しく分かったことはずばり、特殊倍率の扱いの違いについてである。





検証で被弾側となった2機のイフリートは、それぞれ装甲値が異なっている。
片方は何もカスタムパーツを装備していないので柔らかいが、もう片方は各種装甲を積んでいるので装甲値が大幅に上昇している。
これから述べるのは格闘攻撃の被ダメージについてだが、その後者のイフリートの耐衝撃装甲は223であることを覚えておくといいかもしれない。



e24_04.png

e24_05.png



画像の与ダメージ計算はスプレッドシートのものと同一で、特殊倍率-0.2を加えている、
つまり、スモーク・ディスチャージャー使用時のダメージの再現を試みている。

確かに、多少の差はあれど上の画像のスモーク・ディスチャージャー使用時の実測値(中央行)と計算値(右行)が全て一致している。
だが、実は全て一致していることが逆におかしい。何故なら、以前のHADESでは同じ状況でそうならなかったからだ。



≪単発≫ ペイルライダー&HADESを調べてみた
先ほどURLを貼ったこのテーマの問題提起となる記事「解明、与ダメージ計算式!」で詳しく説明したが、
HADESが発動したペイルライダーの防御性能上昇効果は、防御倍率が0.5未満(装甲値が300より上)になると切り捨てられる。


HADES防御倍率の特殊倍率として式内に加えると正しく結果が求められたので、筆者はてっきり

装甲値によって変動する防御倍率特殊倍率0.5

とばかり思っていたが、今回の格闘攻撃のデータを見れば分かる通り、防御倍率は0.5を下回っている。
つまり、特殊倍率には、式内の加わる階層や扱いが異なるものがあることが分かった。
A→β、B→β、C→βがそれにあたる。いずれも防御倍率は0.438と0.5を下回っている



まとめると、

HADES(射撃攻撃は-0.15、格闘攻撃は-0.3
 :全体の防御倍率が0.5未満になると余剰分は切り捨てられる(0.5より低くならない)
スモーク・ディスチャージャー(どの攻撃でも-0.2
 :装甲値などに関わらず-0.2される(未確定)


となる。
理解している人にこの言い換えは不要かもしれないが、
HADESはその効果含め装甲値が300より上にならず、スモーク・ディスチャージャーは301以上になると考えることもできる。





もちろん、この2つの例だけで語るのは考察として正しくない。
サンプルを増やすためにも、これ以降も様々な検証を行いより正確に理解を深めていきたい。

なおこれらの違いは、このあとに説明する特殊倍率一覧でしっかりと表記する。







イフリートでスモーク・ディスチャージャーの効果については確認できたが、当然、他のMSでも同様の効果が見込めるのかという疑問はあるはずだ。
他にスモーク・ディスチャージャーを装備しているのは、ザク・キャノン、及びザク・キャノン(ラビットタイプ)

だけではない。他にもスモーク・ディスチャージャーを備える兵器は存在する。





ということで、みんな大好き戦車に乗って、簡易な検証を行った。

元が低耐久なので空気になりがちだが、戦車やマゼラアタックにはスモークディスチャージャーが備わっている。
ザクⅡLV1格闘補正:40)のヒートホークLV1(威力:1000)の前格闘で戦車を攻撃し、その効果の違いを検証した。



通常時ダメージ:1000
SD時ダメージ:800




これだけ分かりやすい結果もないだろう。補正値が40の場合の攻撃倍率は1.0という前提を踏まえ、
ダメージが80%にカットされている、つまり20%ダメージが減衰しているので、
防御倍率が0.2下がっている=イフリートに搭載されているスモークディスチャージャーの効果と同じことが分かった。


同兵装のスペックは搭載されている全ての兵器で性能が同等なので、
全てのスモーク・ディスチャージャーは同じ効果である可能性が極めて高いだろう。
つまりイフリートのみならず、ザク・キャノンザク・キャノン(ラビットタイプ)も同じ効果を発揮するということが言える。
全部検証してから言い切れよという話かもしれませんが、データの公開を優先しました。信憑性は高い…はず







総評として、これまでの蓄積したデータを踏まえて作成した特殊倍率一覧を見ながら確認をしていく。



特殊倍率一覧



このスプレッドシートでは、様々な効果や性能上昇(総て特殊倍率として扱う)による変化の中で
これまでの検証で与ダメージ計算式でどう影響を与えるか分かったものを羅列した表
である。

今回の内容も勿論だが、このスプレッドシートの新しい情報は特殊倍率の補正値や装甲値への換算である。


以前まで0.05や0.2など、小数点以下の数値でしか語られることのなかった特殊倍率が、
攻撃倍率であればその攻撃側の補正値に、防御倍率であれば防御側の装甲値として変換され、実際にどれだけ影響を及ぼすか記してある。
定数の行に対して、補正or装甲値に換算(補正or装甲値)の行がそれに対応しています


簡単に言うと、今まで訳が分からなかったものが分かるようになる ということである。

ちなみにスモーク・ディスチャージャーはどうかというと、3種全ての装甲値が 112 上昇するといった具合。あれ、強くない?



以前どこかの記事で筆者は補正や装甲などに置き換えることはできないなどとのたまっていた気がするが、全くの勘違いであった。
攻撃倍率の場合130を、防御倍率であれば560をその数値で掛け合わせればそれぞれ置き換えることができる。
これも検証勢のドジっ子アピールの1つと思ってもらえれば光栄である。テヘペロリ☆
テヘペロリ☆ではないが

スモーク・ディスチャージャー含め、特殊倍率の最新情報についてはこのスプレッドシートを見て確認してほしい。
新しい情報が分かり次第、このテーマへの記事投稿と同時にこちらも更新していく予定である。
サイトマップにもURLを掲載予定です





それでは今日はこの辺で。次回はEXAMシステムについて執筆予定。

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category: 検証

thread: 機動戦士ガンダム バトルオペレーション

janre: ゲーム

Posted on 2014/09/01 Mon. 23:05  edit  |  tb: 0   cm: 4  

コメント

ブログ主さんに言われたので見に来ました。
スモークディスチャージャーは装甲値の上限に囚われず倍率を掛けるということですね。つまり、ザクキャで対格闘をガチガチにしていてもスモーク焚くのに意味があるんですね。やったぜ!
長い検証お疲れ様でした。

かりぴ #- | URL
2014/09/02 07:09 * edit *

この検証を待っていたのです!
これはスモークは考えうる最高の仕様になってますね。
0.5を超えた分に上限がなければ最大7割軽減できるということに
格プロ5乗せたガンダムの下格を対格闘300でうけると2000くらいですが、これを1200にできる・・・?

通りすがり #- | URL
2014/09/03 16:04 * edit *

ふと思ったが、装甲無視(=防御倍率は常に1)と思われるタックルにスモークディスチャージャーは有効なのだろうか?

#- | URL
2014/09/05 00:45 * edit *

> かりぴさん

はいどうも。(役所仕事)

そうですね、観測しうる範囲では効果が頭打ちになることはなかったので、
どれだけ装甲を盛っても盛らなくても等焚いといて損はないと思います。


> 通りすがりさん

思ったよりスモーク・ディスチャージャーは強力な性能ですね。
攻め手がガンダムでこちらがザク・キャノンならばタイプ倍率も重なり更に大幅なダメージ減衰が期待できそうです。


> 名無しさん

恐らく無効だと思われますが、少し気になりますね。
タックルもそうですが、それ以外にもペズン・ドワッジの胸部ビーム・ガンという武装も装甲無視だったりします。

後日防御倍率無視系として検証を予定していますが、
名無しさんがおっしゃるスモーク・ディスチャージャーのパターンも検証候補に加えておきますね。
ご意見ありがとうございます。

ことはら(筆者) #F/8/srfw | URL
2014/09/07 22:48 * edit *

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