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ケース:EXAM 


当記事で参照する検証データ >>>ダメージ検証:EXAM(BD1)
ダメージ検証:EXAM(BD2)




このテーマで再三引用しているHADESは、完全とはいかないものの検証によってその効果がおおかた確認できた。
特に発動者の攻撃、及び防御効果の恩恵については、計算式に適用できる形で数値として表せるまで明らかになった。


今回はHADESよりもずっと前に存在していたEXAMの攻守における性能調査となる。
EXAM発動時における、攻撃防御性能にフォーカスしてダメージ検証を行った。
移動速度の上昇など、直接攻撃に関与しない項目はまたの機会に記事にまとめるつもりである。






HADESと違い、EXAMシステムを搭載しているブルーディスティニー機は格闘タイプ(1号機)と汎用タイプ(2、3号機)の2タイプが存在する。
当機体は射撃、格闘共にバランスよく火力を有し、かつタイプによって戦闘スタイルも異なってくるため、
それぞれのタイプでEXAMシステムの性能補正が異なることも考えられる。

その疑惑を払拭するためにも、今回は2機を対象に検証をすることにした。
格闘タイプのブルーディスティニー1号機(以下BD1)、そして汎用タイプのブルーディスティニー2号機(以下BD2)である。


検証内容についてはスプレッドシートを参考にして欲しい… のだが、
工程を省略して効率を重視したため、データを見た方の中には混乱する人がいることも想定し少しだけ補足しておく。
結果だけ知りたいという方は読み飛ばしてもらって構わない。





実はBD1もBD2も同条件・同手順で検証を行っているのだが、
参照するデータによってそれぞれどちらがEXAMを発動させているかが異なる。以下の表にその違いをまとめた。


e25_01.png


どちらの検証でも、「検証01」「検証02」では同じ機体、同じ条件、同じ工程でダメージを測っている。
例えば「検証01」では、3機のBD1が実弾・ビーム・格闘の攻撃を、2機いるBD2に全ての組み合わせで攻撃する、という風に。

加えてダメージ検証:EXAM(BD1)(1行目)ではEXAMシステムが発動したBD1の性能を確かめる必要があるので、
再度同じ環境でBD1のHPを一定値まで減らしEXAMを発動させ、EXAM状態のBD1でBD2を攻撃した場合のダメージデータを取る。
このスプレッドシートの検証01の実測値(EXAM)に書かれている数値は、このケースにおけるダメージ値である。
ダメージが増えているのはそのため

反対にダメージ検証:EXAM(BD2)(2行目)ではBD2がEXAM状態になった際の防御性能を測るため、
BD2のEXAMシステムを発動させ、同じ順番で被ダメージを実測値(EXAM)に記録した。
これでBD2がEXAMを発動した時の防御性能の上昇効果を通常時と比較することができる。


「検証02」でも攻撃側と防御側が入れ替わっただけで基本的にやることは変わらない。
表ではEXAMシステムが発動した機体赤色で示しているので、理解は難しくないはずだ。

このようにデータを一緒に取ることでEXAMによる性能変化がない場合のデータが共有できるので、
本来8パターン必要なはずが、6パターンのダメージを計れば全ての検証が終了する(太枠内)。







では実際に、EXAMがどれくらいの効果を持つのかを考察する。
まずEXAMが発動したBD1の攻撃・防御性能について。



当然だが攻撃側と防御側でタイプが違うので、攻撃倍率式内の特殊倍率にはあらかじめ倍率がかかっている。


e12_04.png


BD1からBD2に攻撃する場合は格闘汎用となるので -0.3 が、
逆にBD2からBD1へは相性が良い汎用格闘という図式なので、0.2 特殊倍率に加算される。


それを踏まえ与ダメージのシミュレーションを行ったが、
残念ながら射撃系ダメージではEXAMが発動してもBD1はタイプ不利のハンデを完全に覆すことはできなかった。

武装Ⅰ(実弾)武装Ⅱ(ビーム)のケースでEXAMが発動した時のBD1→BD2のダメージデータは、特殊倍率 -0.1 にすることで概ね一致した。

特殊倍率は合算なので、EXAMが発動していない通常時との差分を求めるとEXAMの上昇効果を導き出せる。
(-0.1) - (-0.3) = 0.2 となるので、BD1におけるEXAM発動の攻撃倍率の増加値は 0.2ということになる。


ただし格闘攻撃ではその攻撃倍率に更に大きな補正がかかる。
特殊倍率0.45に設定すると実際の与ダメージと一致したので、これを計算してみると、
(0.45) - (-0.3) = 0.75 が格闘で攻撃した時のみ加わる特殊倍率だということが分かる。


射撃と格闘で性能上昇に差が生じ、かつ格闘攻撃に大きなアドバンテージがあるのはHADESも同様である。



次に防御性能。
EXAMに倣えば、被ダメージの減少は防御倍率の減算によるものだった。
そこでタイプ不利による攻撃倍率の上昇はそのままで、別に防御倍率の特殊倍率を変化させることで実測値に近づける。


結果、実弾・ビーム系ダメージでは -0.15 、格闘ダメージでは -0.3 特殊倍率に加えることにより実測値と一致した。

なおスプレッドシートの検証02(データ)武装Ⅲ(格闘)のデータを見てもらえば分かる通り、
HADESと同様に防御倍率が0.5を下回ると効果が発揮されない(装甲300でストップ)。



あれ、HADESと同じじゃね…?





対して汎用タイプであるBD2だが、
タイプ有利による与ダメージ増加、被ダメージ減少という立場の逆転こそあるものの、EXAMの効果は全く変わらなかった。

攻撃時の特殊倍率はBD1と同じく、射撃系だと 0.2 、格闘系だと 0.75 が合算される。
特に格闘攻撃はタイプ有利(汎用→格闘)時に加わる0.2と合わさって 0.95 となるので、格闘補正が40だった場合ダメージが約2倍になり最強に見える。


被ダメージも実測値と計算値が一致したのは射撃被弾時に -0.15、格闘被弾時に -0.3 特殊倍率に加算した時なので、
BD1がEXAMを発動した場合と全く同じ効果が出た。


結果攻守に関して、タイプが異なることによるEXAMの性能の変化は皆無であることが分かった。







ではまとめ。
与ダメージ・被ダメージに関して言うと、EXAMHADESには 全く違いがなかった。
そしてEXAMを搭載するBD1~3号機の中でBD1のみ格闘機(他は汎用機)だが、タイプの違いによるEXAMの効果の違いも確認できなかった。


つまり、EXAM、HADESを持ち合わせる機体のパワーアップ効果は全て一律ということになる。
この結果を踏まえ、特殊倍率一覧のデータを更新した。


特殊倍率一覧


形式的になってしまったので、詳しいデータや補正/装甲換算は一覧を見て把握してほしい。



データ自体は何も進展がなかったのでテーマの主旨としては無駄足だったが、長年不明だったEXAMの効果について一区切りついたので良しとする。
どれだけダメージが変わるか確認したい方は、スプレッドシートで実際に計測したデータを比較するなり、
セカンドwikiの与ダメージ計算スクリプトで手動計算するなりしてみるといいかもしれない。
って書きましたけど防御性能については未実装ですね。特殊倍率一覧を見て装甲に換算するといいかもです


それでは今日はこの辺で。次回はMSタイプ特化プログラムについてさくっとまとめる。





P.S.
この検証では計 36 回(つまり72発)腹部マルチランチャーを撃ったが、その内 5 回が1発分のダメージしか入っていなかった。
約14%の確率で外れているが、期待値に換算するとLV6のマルラン(威力:1279、2発ヒットで2558)のダメージは 2380程度 まで下がる。
両方が静止状態かつ盾に当たらないように配慮してのこの結果なので、実際の戦闘ではもう少し少なめに見積もっていいかもしれない。

また、EXAMが発動するトリガーとなる被弾では、EXAMの防御補正は適用されなかった。豆知識にしかならないが…


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category: 検証

thread: 機動戦士ガンダム バトルオペレーション

janre: ゲーム

Posted on 2014/09/07 Sun. 22:28  edit  |  tb: 0   cm: 7  

コメント

ハデスもエグザムもダメージの変化の仕方がかわらんって言われてましたがウィキでの報告を裏付ける結果ですかね?

#- | URL
2014/09/08 14:35 * edit *

お疲れ様です.

与ダメスクリプトに実装しました.
EXAMと撃墜勲章による追加効果は0.5を下限値としてあります.
スモークは0.5以下になります.
グラフ形状で閾値が確認できます.

タイプ特化の記事も全裸待機で出完して待ってます.
よろしくです.

伏流 #17ClnxRY | URL
2014/09/08 23:45 * edit *

> 名無しさん
そういうことになりますね。
その情報は初耳でしたが、検証の結果を見ればそれは間違いないと思います。


> 伏流(#17ClnxRY)さん
遅くなりましたがお疲れ様です。
現在別ゲーに浮気ラグ軽減による動画作成に追われていまして執筆が遅れているのですが、
データは既に取ってあり必ず記事にしてアップしますので、しばしお待ちください!

ことはら(筆者) #F/8/srfw | URL
2014/09/23 19:33 * edit *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |
2015/02/08 01:48 * edit *

【再送信です】
ことはら様、

はじめまして、バトルオペレーション攻略wikiセカンドシーズンで編集員をやっている、pikachusuzukiと申します。
いつも有意義な検証をしていただいて大変助かっております。


wikiの方へ、ことはら様がこちらで載せていただいている
【特殊倍率一覧】内のEXAM、HADES、スモーク・ディスチャージャーについて
それぞれ発動中、使用中の補正値アップした分を
該当の機体ページに情報を反映させてしまってもよいでしょうか?

pikachusuzuki #- | URL
2015/02/08 01:50 * edit *

> pikachusuzukiさん
こちらこそはじめまして。というより、いつもお世話になっています。
セカンドWikiでたびたび名前をお見かけしています、精力的な編集作業お疲れ様です。

はい、全く構いません!
ですが特殊倍率の扱いについては筆者もよく分かっておらず、あくまで実際に効果があった分を補正値に変換しているだけなので、
ケースによっては矛盾や例外が起こる可能性もあります。
一番分かりやすい例が「最大値以上の効果があるか」ということですが、この問題は予想できたので調査済みです。
(最大値以上の効果が有効か切り捨てられるかは特殊倍率一覧を参考にしていただけると幸いです)

なのであくまで補正値への換算は分かりやすくするための例、として記述していただければ幸いです。
詳しいことが分かりましたら、また記事にて報告させていただきますね。

ことはら(筆者) #F/8/srfw | URL
2015/02/08 08:24 * edit *

ことはら様、

掲載の許可、ありがとうございます!
【倍率を分かりやすく補正値として換算されたもの】
という文言を該当機体ページにつけさせていただきました。

あと、HADESの同等とされているEXAMですが
発動時の旋回速度とスピードについては特に書かれていなかったので
また明らかになりましたら
改めてペイルライダーの機体ページの様に掲載させていただければと思います。
他の検証報告も合わせて楽しみにしております!
どうぞ、よろしくお願いします。

pikachusuzuki #- | URL
2015/02/08 15:43 * edit *

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