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リペア解体新書 




ジャ◯ネットジャパ◯ット~♪ 夢のジ◯パネットた◯た~♪



社長?「今回ご紹介するのはこのリペアツール。これがもう凄いんですよ!」


社長?「これ見てください!うわぁひどいですねーこのガンダム!
    HPも残りわずかで脚部も頭部もボロボロ!」



社長?「でも大丈夫!このリペアツールを足先にシュシュッと吹き付けるだけでほら!」



( ガヤ:おおお~!! )



社長?「凄いでしょ!? みるみるHPが回復していくんです!」


社長?「見てください!脚部や頭部も修復されていきます!ビックリでしょ!」


社長?「これがS◯NYのリペアツールの力なんです!使い終わっても充電すればすぐまた使えます!」


社長?「気になるお値段は番組の最後で発表させて頂きます!」



( ガヤ:えぇ~!? )



社長?「これは拠点MS敵味方問わず使えますから便利ですよ~!
    あ、でも1つだけ直せないものがあるんです!」



社長?「皆さんの費やしたバトオペの時間のお金だけはね、これは元に戻せないんです!申し訳ない!」



( ガヤ:HAHAHAHAHAHAHAHA )





( ユーザー:笑えねぇ… )






◆ 男は戦う生き物だ   1 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

しかし、たまには休まねばならぬ。


リスポーン以外でMSのHPを回復する手段はリペアツール拠点回復効果を除いて無い。

バトオペはチーム戦。傷ついたからといって、戦っている味方を差し置いて自分だけ拠点で修理などという行動は厳禁だが、
場合によっては現地修理や、若しくは全員で拠点まで退却して回復を優先するという選択がベターなこともある。
脚部が破損しているのに敵の射線に出て撃破されたり、瀕死の味方の後退要請を無視して枚数不利で戦い続けていたりしては勝ち目は無い。


こうして全体を俯瞰すれば、戦闘の中でも回復という手段は重要である一方、
意外とその仕様に関して詳しいデータは揃っていない…



…ので、調べてみました。
結局こうなる


案外気になる人が多かったのと、再開発の検証をするのに修理の基本的なデータが欲しくなったということもあり、
この際根掘り葉掘り解明してみよう、と思って調べたのが発端です。
案の定というか、結果とんでもない魔窟だったみたいでかなり後悔しました。リリースできて本当に良かったと思います。


当記事を参考にした再開発の記事は後日書く予定です。



◆ リペアツールの回復量   2 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

最も関心が高いのは回復量だが、リペアツールをフルから撃ち切った時の回復量は、

4165~4235

と、ブレがある。

機体ごとの回復量は概ね一致していることからツール本体に原因があると予想し、
そもそもリペアツールはどういう性能を持っているのか、リペアに影響を与えない装備や勲章で基本性能を調べてみた。


まずボタンを少しだけ押し、一瞬だけ修理した時の回復量は 35 固定

フルから撃ち切るまでの所要時間は 20 秒。

また回復量は4165~4235と述べたが、いずれも 4165、4200、4235 の3パターンしかない。


撃ち切った時の回復量の差は35ずつ、かつ一瞬だけ回復した時の回復量もこれに等しいことから、1発の回復量は35である可能性が高いので、
それぞれ何発分かを計算すると、4165 / 35 = 119発 4200 / 35 = 120発 4235 / 35 = 121発 と求めることができる。

平均値を120発とし、所要時間である20秒で割ると、リペアツールの連射速度は6発/秒となり割り切れる。
これは妥当な数値といえる。


よってリペアツールは、

装弾数が 120発 あり、連射速度が 6発/秒 で1発辺り 35回復 、1ゲージ撃ち切った時の回復量は 4200 である

とまとめることができる。
なぜブレるか、検証を通して色々と推測してみたがその原因は特定できなかった。
人によって回復量が変わることが多かったので、苦しいがリペアの仕方か、回線や相性に関係すると考えるのが妥当そうだ。
今のところ「回復している時に銃口がブルブル震えているから」という推理が最有力候補だ

ただし2発以上(回復量70以上)のブレは確認できてないので、誤差程度に考えてもらって構わない。



◆ その他リペアツールの仕様   3 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

わざわざ書き連ねることでもないが、調べたことは書かないと勿体無いと思ってしまったので参考程度に見てもらえれば幸いだ。


■ リロードとゲージ回復

リペアツールにも勿論兵装の一種なので、リロードなどが存在する。
また回復量の頁で装弾数は120発と述べたが、弾はゲージ管理で放っておくと回復する。

すると気になるのが使い切ってリロードするか、ギリギリまで使ってゲージの自然回復を待つかどちらの方が効率が良いかだが、
リロードが3.1秒と短め(そして微妙な長さ)なのに対し、ゲージの回復は5%/秒と非常にスローペースなので、
100%回復するとして両者の所要時間を比較すると、リロードがそのまま3.1秒、自然回復が20秒と、
撃ち切ってリロードする方が圧倒的に回転率で優れている。長時間リペアする際はリロードを惜しまずどんどん使おう。

また、MSのカスタムパーツの「クイックローダー」や「補助ジェネレーター」はリペアツールに効果がなかった。悪しからず。


■ 整備徽章の効果について

― リペアツールによる修理スピードが20%上昇

という説明文の通り、整備徽章はそのまま回復量を1.2倍する効果を持つ。
1発辺りの回復量は 42 となり、20秒間撃ち切った時の回復量は 5040 がベースとなる(+840)

時間に換算した場合、本来20秒で120発撃ち切って回復する分は
整備徽章を装備していると100発で済むので、100 / 6 = 16.7秒で同等の効果が得られることになる。
この差を優位と捉えるなら、ぜひ整備徽章を装備するべきだ。

ただし、整備徽章は通常のリペアと比べて様々な要因が関係してくる(後述)ので、装備するなら記事を最後まで読むことをオススメする。


■ 部位ダメージの回復量

機体HP:10000のMSにダメージを与え頭部と脚部を完全に損壊させ、
リペアツールによりそれらの部位が全快するまでの時間と回復量を測った。
結果は以下に示す。


修理時間回復量
脚部11.8秒2520
頭部6.95秒1505

カスタムパーツの脚部(頭部)特殊装甲を装備しなかった場合、
脚部、頭部の部位HPは全体の50%30%なので、このMSの部位HPはそれぞれ脚部HP:5000、頭部HP:3000となる。

結果として、HP:5000の脚部は2520回復しただけで完治し、また頭部(HP:3000)も1505の回復で完全に負荷がなくなった。
両者とも完全回復するまでに必要な回復量がおよそ2分の1であることから、
リペアツールの部位ダメージに対する回復効果は実際の 2倍 と考えるのが自然だろう。
脚部負荷は特に戦闘に大きな影響を及ぼすので、重要な局面で大コケしないためにもこまめなリペアは有用そうだ。


なお、修理スピードが20%上昇する整備徽章の効果はそのまま部位HPにも効果がある。
本体HPの回復量が1.2倍になるのに併せて、部位HPの回復量も 2倍 → 2.4倍 に上昇する。


■ 歩兵、MSの状態は影響を及ぼさない
歩兵が立とうがしゃがもうが飛び回ろうが、リペアツールによる回復量は変わらない。
また詳しく検証はしていないものの、MSのどの部分を修理しても本体や部位の修理速度は変化がないはずだ。

またMSも同様に、搭乗パイロットの有無や、有人MSだった際その態勢(立ち、伏せなど)は回復量に影響しない。
これは敵のMSにも適用できる。


■ 1人のリペアツールで回復できるのは1機まで
修理箇所が大袈裟に発光するので2機のMSを重なり合うように置けば同時に回復できそうだが、どう足掻いても1機分しか回復できない。
拠点とMSの組み合わせは試していないが、あまりいい結果は得られないと思う。
そもそもそんなケースは稀だと思いますが…



◆ 拠点回復能力   4 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

もう1つの回復手段である拠点による回復は、リペアツールよりも回復能力が高い。
詳しく調べるために、10秒間を目安に回復中のいくつかの区間を抜粋し回復量を測定した。


■10秒間を目安とした拠点回復能力

修理時間回復量
データⅠ9.95秒2490
データⅡ9.95秒2490
データⅢ10.00秒2501
データⅣ10.00秒2505
データⅤ10.05秒2520
データⅥ10.05秒2523


1フレームごとに増加量が分かればいいのだが、どれだけ回復したかは2~3フレームごとにHPに反映されるので
10.00秒間ピッタリ以外の0.05秒(=1フレーム)誤差の回復量のデータもいくつか取り出すこととなった。
これはこれで差が分かりやすいので併せて掲載しておく。


データを総合すると、どうやら拠点回復能力は10秒間で 2500 程度の回復が見込めると考えられる。
1秒間の回復量に変換すると 250 回復/秒となる。

リペアツールは10秒間で2100程度であり、全快するまで継続して回復できる利点も考慮すれば
拠点で回復する方が効率は高いと言えるだろう。
勿論併用すると更に高い効果を見込めます


リペアツールとほぼ同質なのでさらっと流すが、
拠点回復効果においても部位HPの回復量は 2倍 である。
これは脚部HPが5000のMSの壊れた脚部が10秒ピッタリで直ったことから容易に発覚した(2500 * 2 = 5000)。

また整備徽章の拠点版である教導功労勲章(拠点によるMS回復能力が30%上昇)も、
単体だと単純計算で従来の1.3倍回復するようになる、という認識で結構だ。


■教導功労勲章装備時の拠点回復能力

修理時間回復量
データⅠ9.95秒3237(2490)
データⅡ10.00秒3254(2501)
括弧内は通常時の同時間の回復量


整備徽章と同様に、部位HPも教導功労勲章の恩恵を受ける。



◆ 拠点で伏せると回復量が小さくなる?   5 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

ところで、支援タイプのMSなどに乗った時、拠点の上で伏せ、回復しながら敵を攻撃で牽制したことはあるだろうか。
攻撃したりすると回復は中断されるので実際には一石二鳥とはなりません

いわゆる拠点合体だが、これには気付きにくい落とし穴があり、なんと伏せながら拠点回復すると回復効果が低くなってしまう。
測定したデータを見ればその違いがよく分かる。


■伏せた状態での拠点回復能力

修理時間回復量
データⅠ9.95秒2230(2490)
データⅡ10.00秒2254(2501)
データⅢ10.05秒2260(2520)
括弧内は通常時の同時間の回復量


明らかに回復量が減少している。
数値にして250~260程度、通常の回復量を100%とすると90%まで落ち込む。


伏せると拠点回復効果が小さくなる現象を説明する最も有力な説は、「回復以外のものとして処理されているから」という考え方だ。

伏せ状態では、よろけ効果を無効化したり、射撃武器の集弾率を向上させたりするだけでなく、攻撃力や防御力にボーナスが付与される。
敵(に与える or から受ける)ダメージが10%(増加 or 減少)する、というのがその内容だ。
当ブログでは詳しく検証していないので公式のガイドブックを引用させてもらった。

伏せた時の拠点回復効果は通常時の90%になっているので、言い換えると10%減少していることになる。
つまり、拠点回復能力は伏せの効果が有効になっている≒敵のダメージとして計算処理されていると考えれば、
拠点による回復量がカットされていることにも説明がつく。



◆ リペアバグ ~拠点編~   6 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

こうなると、伏せ以外にも回復量が低くなるパターンがあってもおかしくない。
思い当たる要素を検証し、回復量が変化するか否かを調べてみた。


ケース1:スモーク・ディスチャージャー



修理時間回復量
データⅠ10.00秒2002(2501)


スモーク・ディスチャージャーを装備するMSで同兵装を使用したのち、
ステータスに防御力アップのバフが表示されたことを確認してから拠点回復を行った。

結果、拠点回復効果まで減少してしまっている。その減少率はダメージと同じ20%のカット。
10秒間で500もの差が生まれるので、敵が侵攻してきてダメージを受ける虞がある以外の時は何もしないで静かに回復するのがベターだろう。

また部位HPの回復量にも影響を与えるので
スモーク・ディスチャージャーによって減衰した本体HPの回復量×2だけしか部位HPが回復しない(=本来の1.6倍)。
上の例だと部位HPは2002 * 2 = 4004回復するということになる。


ケース2:お守り

非搭乗時の自機のダメージを30%カットする効果を持つ勲章のお守りは該当するか?
MSから降りると自分も味方もその機体のHPが見えなくなるので、MSから降りた10秒後を目安に再度搭乗し、
おおよその回復量を計測した。



修理時間回復量
データⅠ10.15秒?1424
データⅡ10.15秒?1388


拠点修理は中断される行動をせずに1秒前後じっとしていると開始するので、乗り降りによって実際の修理時間はもう少し短いだろうが、
それにしてもあまりにも回復量が低すぎるので、お守りによる防御効果も回復効果に有効である可能性が極めて高い。
ダメージと同じように、30%がカットされると考えて良さそうだ。

ただし、降りて歩兵のリペアツールを併用した場合、こちらの方が全体の回復量は大きくなる。
MS搭乗時の拠点回復量との差はお守りを装備していない時よりも少ないので、危険を感じたらすぐさま乗ってしまうのが無難だろう。

部位HPへの影響は検証できなかったが、スモーク・ディスチャージャーと似たパターンと考えれば、
お守りも同様に回復量が減らされている可能性が高い。


ケース3:EXAM&HADES



修理時間回復量
HADES Ⅰ10.00秒2510


HADESのみの検証となったが、ご覧の通り変化がなかったので、
恐らくHADESをはじめとした能力アップ系のスキルには拠点回復効果は影響を受けないと考えられる。

EXAMHADESダメージを◯%カットするという効果ではなく、
攻撃補正各装甲を一定値上昇させる能力なので、影響がないのも納得といったところ。
参考-特殊倍率一覧

ただしのんびりリペアしていると効果が切れてしまう。注意すること。


ケース4:装甲性能補正

今まで影響があったのはいずれも防御倍率が変化した場合だった。
つまりその%分防御倍率を低くする装甲性能補正は、どう考えても影響を及ぼすに違いない。


■装甲性能補正 2%

修理時間回復量
2% Ⅰ10.00秒2455(2501)

■装甲性能補正 5%

修理時間回復量
5% Ⅰ10.00秒2357(2501)
5% Ⅱ10.00秒2374(2501)

■装甲性能補正 10%

修理時間回復量
10% Ⅰ10.00秒2243(2501)
10% Ⅱ10.00秒2260(2501)


%が増えるにつれて回復量が減少していくのが分かる。

2%:2500 * 0.98 = 2450
5%:2500 * 0.95 = 2375
10%:2500 * 0.90 = 2250


と、本来の回復量である2500を100%として装甲性能補正分の%を引いた数値を掛けあわせると、実際の回復量とほぼ一致する。
装甲性能補正が拠点回復効果に影響を与えるのは間違いなさそうだ。


装甲性能補正が上昇するのは主に勲章による効果で、

武功獅子勲章 : 2%
MS装甲改修技術章 : 3%
MS装甲改良技術章 : 5%


の3つがそれに該当する。これらを装備していた場合拠点回復効果が低くなる。
つまり裏を返せば、MSのスラスタースピードを上げるために武功獅子勲章を装備しているだけで拠点の回復量が低くなるということでもある。
2%=10秒で50という微々たる差ですが

最高で10%なので目に見えて低くなる訳ではないが、被ダメージを少なくするメリットだけではないことを知っておいてもよいかもしれない。


ところで、装甲性能補正の効果には必ず「脚部や頭部を除いたMS本体の装甲性能補正が~」という説明があり、
脚部や頭部に敵の攻撃が命中した場合、部位ダメージは装甲性能補正の恩恵を受けない
つまり本体には装甲性能補正によって減衰されたダメージが入るが、部位にはそのままのダメージが通るという特徴があるが…
参考: ≪検証≫「ケース:装甲性能補正」

これは逆に拠点回復効果の視点から考えると、部位ダメージに悪影響がないと言い換えることができる。


上の表を見てもらって分かるように、装甲性能補正によって本体HPの回復量は減衰するが、
実は部位HPにおける回復量は、他の効果とは異なり減衰を受けない。


この裏付けとなるデータも挙がっており、
脚部HPが5000の場合、部位HPの回復量は2倍なので、通常10秒の拠点回復で脚部は損壊から全快するが、
武功獅子勲章+MS装甲改修技術章(装甲性能補正:5%)を装備した状態でも、同じく 10秒 で脚部HPが全快した。

勿論本体HPの回復量は後者が低いので、これらを総合すると装甲性能補正は部位HPの回復に影響しないというのが正着といえよう。
細かな差異だが、検証では大事な部分なので書き記しておく。



◆ リペアバグ ~リペアツール「攻撃」編~   7 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

タイトルから嫌な予感がすると思うが、そのままの意味で受け取ってもらって構わない。


さて、伏せをはじめ、防御力が上昇する効果が拠点回復にマイナスの効果を及ぼすことはよく分かったと思う。

本来機体を修復し、回復効果をもたらすはずの拠点回復効果イコール攻撃と認識され、その回復量が減らされるという現象。
これを仕様とは言いがたく、当記事ではリペアバグと呼称した。


ただ、これは何も拠点に限ったことではない。
拠点以外からも、リペアを受けるケースは存在する。


そう、自分以外の自軍の味方、及び敵からリペアツールによる回復を受けたケース だ。


■装甲性能補正 5% が付加されたMSのリペアツールの回復量(20秒1セット)

リペア者回復量
データⅠ搭乗者本人4200
データⅠ味方パイロット3990
データⅢ敵パイロット3990


そのMSの搭乗者本人がリペアする場合装甲性能補正影響を与えないが、
自分以外のパイロット(味方含む)がリペアすると、拠点回復と同じく%分回復量を減衰させる。
上の例では装甲性能補正が5%なので、4200 * 0.95 = 3990 が総回復量となる。


敵からリペアされるケースはまず無いが、味方を思い遣る自軍のパイロットのリペアを受けるケースはなくもない(数少ない癒やし)ので、
せっかくの防御力上昇が、回復量の低下で魅力を損なわれるというのは少し残念な気もする。


とはいっても発生頻度は極稀であり、また微々たる差なので、1つの性質として捉えておくくらいで丁度よい。
どちらかというと再現度が高いのは次のパターンである。



◆ リペアバグ ~リペアツール「相殺」編~   8 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

話がツールだったり拠点だったりまたツールに戻ったりと忙しいが、
説明上こうした方が読者が噛み砕きやすいと思ったので多めに見てもらえると幸いだ。


前段落では装甲性能補正を例に出したが、では他の防御力が上がる効果はリペアツールに影響があるのか?
例えば、拠点の回復量を減らした伏せ状態や、スモーク・ディスチャージャーや、お守りなどなど…


これもゲームで実際に検証したデータを見てもらうのがよい。


■様々な状態でのリペアツールの回復量(搭乗者本人、敵・味方)

回復量
(通常)4200
伏せ4200
スモーク4200
お守り4200


数値に変化が見られないので、どうやら影響は無いようだ。
補足だけしておくと、搭乗者本人が伏せた自分のMSを修理するには伏せた状態で緊急脱出しすぐにリペア
スモーク・ディスチャージャーの効果時間中に修理するにはスモークを吹いた瞬間MSから降りすぐにリペアすることにより計測できる。
どちらも途中で効果が切れるが、もし一瞬でも回復効果が低下していれば4200未満になるはずなのでデータは有効といえる。
スモーク・ディスチャージャーは敵・味方の回復中にも同様に効果が切れますが、さして問題はありません


情報量も多くなってきたのでここでひとつ検証を打ち切りたいところだが、最後に複合的な条件下でも変化がないか一応調べてみよう。

整備徽章という、リペアツールの回復効果を1.2倍にする勲章がある。
この勲章を装備しリペアツールの回復効果が通常より上昇した状態で、同様に伏せたりした時に回復量が一定かどうか
検証してみなければ、記事として完全とは言いがたい。




まあ、さっきも回復量は減らなかったから勲章で増えても一緒だろう…




整備徽章装備時の様々な状態でのリペアツールの回復量(搭乗者本人、敵・味方)

回復量
(通常)5040
伏せ4620
スモーク4522
お守り4200



とはならない。


整備徽章を装備した状態だと、伏せ、スモーク・ディスチャージャー、お守りの全てでリペアツールの回復効果が減衰する。
これが段落にもある 回復効果の「相殺」 だ。


「相殺」を理解する上でもう1つ必要になる知識の 「リペアツールの等倍下限」 を先に説明する。

この段落の最初の例のように、
整備徽章を装備しない場合のリペアツールの回復量は、装甲性能補正を除いてどんな状態でも4200を下回らなかった。

今回の例も回復量が減少こそしているものの、やはり全てのケースで回復量は4200を下回っていない。
ここが2つの大きな共通点である。

一見整備徽章を装備したせいで回復量が減ったように見えるが、
実際はその逆で、整備徽章を装備したことによって本来減るはずの回復量が可視化したと言い換えられる。

このように、ゲーム上の処理ではとある値を境にリペアツールの回復量が減少しなくなる、
この法則こそが増減なしの1.0倍の回復量リペアツールの等倍下限であり、20秒間照射した時、その値は 4200 となる。
実際は4165,4200,4235とゆらぎがあります。記事の最初の方を参照

よって整備徽章の有無を問わず、どれだけ回復量が低下してもリペアツールの下限値(=20秒:4200)未満にはなることはない。
2つの例の整備徽章の有無による回復量の変化はその裏付けたり得る。



もう1度詳しくデータを見てそれが真実かどうかを確かめてみよう。



整備徽章装備時の様々な状態でのリペアツールの回復量(搭乗者本人、敵・味方)

回復量倍率計算最終倍率
(通常)50401.0 + 0.21.2
伏せ46201.0 + 0.2 - 0.11.1
スモーク45221.0 + 0.2 - 0.21.0
お守り42001.0 + 0.2 -0.31.0



先ほどの表に倍率の計算と最終的な倍率の項目を加えた。
整備徽章により増加した倍率は、他の防御力上昇効果と引き算され相殺されていることが分かる。


例えば整備徽章(0.2から伏せのボーナス(0.1)が減算され 0.2 -0.1 = 0.1 となるので、
最終倍率 1.1倍4200 * 1.1 = 4620 が、整備徽章を装備したパイロットが伏せたMSを1ゲージ修理した時の回復量、ということになる。


スモーク・ディスチャージャーの場合、倍率が-0.2なので整備徽章の効果は完全に相殺されるが、
検証データでは1ゲージ(=20秒)丸々回復しているので、途中でスモークの効果が切れ、その時点から効果が1.2倍となり
有効時間中の倍率で計算した回復量よりも、実際の回復量が少し多くなる。
スモーク・ディスチャージャーの効果は15秒

4200 * (1.0 + 0.2 - 0.2) = 4200 * 1.0 = 4200 ではなく4522という中途半端な数値になっているのはそのためである。
結果として整備徽章のみでリペアした時の回復量(5040)を下回っているので、スモークにも相殺効果があると考えるのが自然だろう。


お守りの計算式では、長々と説明した相殺リペアツールの等倍下限がどのように影響しているかがよく分かる。

お守りは倍率を0.3下げるが、整備徽章の倍率上昇値は0.2
両者の効果が相殺され、 1.0 + 0.2 - 0.3 = 0.9 となりそうだが、
リペアツールの等倍下限の法則により、最終倍率は1.0倍を下回らない。

よって整備徽章を装備したパイロットがお守りが有効なMSを1セットリペアした時の回復量は 4200(1.0倍、等倍)となる。



このように、整備徽章防御倍率に影響を与える効果は互いに効果を打ち消し合う。
伏せやスモーク・ディスチャージャーなどは注意を払えば問題ないが、お守りだけは自分でリペアする場合どうやっても影響を受けてしまう。

整備徽章とお守りを併用しなければ問題ないので、勲章セットを考える時は頭の片隅に置いておくといいかもしれない。



◆ リペアバグ ~リペアツール「攻撃」&「相殺」編~   9 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

さて、前段落で説明したリペアツールの等倍下限だが、ここまで読み進めてもらえば分かる通り、
伏せなどとは違い等倍未満まで回復量を減らす例外が存在する。

この前々の段落で取り扱った装甲性能補正のデータを再度掲載する。


■装甲性能補正 5% が付加されたMSのリペアツールの回復量(20秒1セット)

リペア者回復量
データⅠ搭乗者本人4200
データⅠ味方パイロット3990
データⅢ敵パイロット3990



リペアツールの等倍下限により、回復量1.0倍(20秒:4200)未満にはならないと言いつつも、
装甲性能補正だけはその範囲外で、倍率分だけ下限を引き下げる特徴を持つ。
よって結果的にリペアツールの回復量は1.0倍を下回ってしまう。


■リペアツールの回復量 EX(搭乗者本人を除く敵・味方による回復)

回復量倍率計算最終倍率
整備徽章装甲5%48301.0 + 0.2 - 0.51.15
整備徽章+伏せ+装甲5%44101.0 + 0.2 - 0.1 - 0.51.05


この記事では最後に、整備徽章装甲性能補正が両方適用されたケースと、
防御倍率を代表してそれらに加え伏せ状態が合わさったケースのリペアツールの回復量を考察する。
なお、自分以外の敵・味方からリペアを受けた時のみを想定していることを留意してほしい。
くどくなるが自分のリペアは装甲性能補正の影響を受けないため


装甲性能補正は下限こそ低くするものの、基本的には回復量を低下させる性質には変わりないので、
整備徽章によって生まれた伸びしろをそのまま減らすと考えてもらってよい。
よって表の計算の通り 4200 * (1.0 + 0.2 - 0.05) = 4200 * 1.15 = 4830 と単純な差分を掛ければ回復量が求まる。

伏せ状態になっても、基本的な考え方に相違はない。
防御力上昇効果の-0.1をさきの計算に放り込み、4200 * (1.0 + 0.2 - 0.1 - 0.05) = 4200 * 1.05 = 4410 と計算すれば、
それがそのままゲームでの同条件の回復量に合致する。明快な算出方法だ。


いくつかの要素が複合しても、1つずつ倍率を加減算して最後に4200と掛け合わせば、ゲームでどれだけ回復するか机上で再現することが可能だ。
リペアツールには等倍下限という特殊なルールもあるが、理解さえすれば難しい考え方ではないので、
ここまで記事を読んでもらえたのなら計算結果と実際の回復量が大きく食い違うことはほぼ無いはずだ。



◆ まとめ   10 out of 10 Paragraphs of this entry.
                         

文章による説明はどうしても長くなってしまうので、まとめにリペアツール&拠点の基本的なスペックと、
リペアに関係する効果がどのように影響するかの一覧を画像で用意した。



e38_01.png


e38_02.png



スプレッドシートで作成したので、以後このデータを参照したい場合は
サイトマップ → 共有閲覧用フォルダ へリンクすればいつでも見ることができる。


リペアツール&拠点回復データ
1つ目の画像は「基本性能」、2つ目の画像は「ex.」のタブのデータを掲載しています


表では回復量が緑色(プラス)赤色(マイナス)紫色(特殊)に色分けされているが、
記事内で説明した内容に則ってそれっぽく分類しているだけなので、よく分からないという人は数値だけ気にしておけば問題ない。

なお、装甲性能補正については該当する勲章を装備している人の割合も多いと感じたので、
単一ケースに2%、3%、5%の3種類で考えうる全ての組み合わせの回復量を割り出した。
それぞれの組み合わせは備考を参照のこと。



最初にこれだけ貼れば問題ないだろって? 
嫌だなぁ、僕が検証に苦労した分みんなにも読む苦痛を味わってもらいたいじゃないですか。
実際最後は泣きそうになりながら検証してたしね。


この検証中に僕が
「何でこんなちょっとの差のためだけにわざわざ攻撃してリペアして調べなきゃいけないの…ホントもう帰りたい…会社休みたい…」
なんて泣き言吐いて検証してたら、協力者に
「ことはらさん、さっきから疲れたとかしんどいとかばっか言ってますね」
って言われました。わざとじゃないんですごめんなさい。

一番リペアして欲しいのは俺の心だってオチですよ。上手くねぇよ。


唯一 再開発の「修理効率強化」 だけノータッチですが、もうデータは取り終えているので、
6月中にはテーマ:再開発の記事で説明できると思います。あんまり大した効果じゃないです
再開発以外のリペア効果諸々については、ツッコミがない限りひとまず検証終了させてもらいます。もうあの音がトラウマなので。


それでは今日はこの辺りで。


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category: 考察

thread: 機動戦士ガンダム バトルオペレーション

janre: ゲーム

Posted on 2015/06/04 Thu. 20:05  edit  |  tb: 0   cm: 1  

コメント

はぇ~すっごく有益

age #- | URL
2015/06/13 18:01 * edit *

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